やわらかくうまい。春・夏蒔きにも好成績の秋蒔き極早生品種。
【特性】やわらかく美味い。1.秋まき極早生の主力品種で,草勢強く大球で年内どりとしても品質よい。2.球は肥大性すぐれ,尻腐れ少なく尻部の穴あきなく,しまりのよい偏円球となる。3.草勢,耐病性の強いつくりやすい品種で,水田裏作や,やや重粘な土質でもよい成績を示す。
【栽培の要点】
1.秋まきでは,播種適期を厳守し,むやみな早まきをしないこと.暖冬で苗の生育が進みすぎるようであれば移植等で生育の調節をはかる。
2.夏まき年内どりでは,強い霜が2〜3回降りたころには収穫が終わるように,播種期を決める。
3.秋まきの場合は肥効の重点を早春におく.他の作型では早生品種であるから元肥中心に施す。
〇原産地はヨーロッパ南部地中海沿岸地域。
現在のような結球型のものはドイツで成立し13世紀にイギリスへ伝わって改良が進んだ。
〇発芽適温15〜30℃
〇生育適温15〜20℃
〇冷涼な気候を好み高温には弱いが温度適応性は広い。
〇種まきから収穫まで80〜120日と栽培期間は長期となる。
○春まきで夏秋収穫(夏秋)・夏蒔き冬収穫(寒玉)・秋まき春収穫(春キャベツ)と大きく分けて3タイプある。
(他には播種時期が広いグリーンボール系)種まき時期に合わせ品種を選定する。
育苗
60〜120cm
1〜2条
30〜40cm
400〜550株
4〜5.5株
3〜4ml
0.03〜0.04ml
450〜800粒
4.5〜8粒
3500〜5000粒