ちりめんキャベツ
さぼいえーすSP
適期栽培では、定植後80日ほどで1.6kg程度に太る中生の多収種。
玉は鮮緑色、球内は鮮黄色。葉面の縮みが美しく弾力がある高品質なサボイ種で、生食・煮込み料理に最適。
裂球は遅いので収穫期の幅が広い。
【栽培の要点】
一般のキャベツよりも暑さや過湿を嫌うため、高温期には遮光ネットの利用や通風の確保、物理性にすぐれる培土の利用などで根張りのよい健全な苗を育成する。
やや若苗〜適期苗を植え付け、初期生育を順調に進める。
元肥2/3、追肥1/3の肥料配分で順調な生育を図る。
十分に活着するまでは、極端な乾燥や過湿を避け、潅水や中耕管理を行う。
〇原産地はヨーロッパ南部地中海沿岸地域。
現在のような結球型のものはドイツで成立し13世紀にイギリスへ伝わって改良が進んだ。
〇発芽適温15〜30℃
〇生育適温15〜20℃
〇冷涼な気候を好み高温には弱いが温度適応性は広い。
〇種まきから収穫まで80〜120日と栽培期間は長期となる。
○春まきで夏秋収穫(夏秋)・夏蒔き冬収穫(寒玉)・秋まき春収穫(春キャベツ)と大きく分けて3タイプある。
(他には播種時期が広いグリーンボール系)種まき時期に合わせ品種を選定する。
育苗
60〜120cm
1〜2条
30〜40cm
400〜550株
4〜5.5株
3〜4ml
0.03〜0.04ml
450〜800粒
4.5〜8粒
3500〜5000粒