剣葉でベト病レース1〜7に抵抗性を持つ秋蒔き用の豊産種。
プライマックス処理(発芽促進)済【特性】
1.剣葉の交配種で,べと病R-1〜7までの抵抗性をもつ。
2.濃緑,平滑な広葉で,葉先がとがり浅く欠刻が入る。
3.葉軸が太く充実し,収量性が高い。4.立性で収穫作業性にすぐれる。
5.冷涼地の9月中旬〜10月上旬まき,および一般地。
暖地の10月中旬〜12月まきに最も適している。
6.収量を重視する産地には非常に適している。
【栽培の要点】
1.土壌適応性は広く,火山灰土から水田裏作まで幅
広く栽培することができる。
2.低温伸長性もすぐれており,低温期でもつくりや
すい品種である。暖地では無被覆でも十分栽培でき
るが,一般地の1〜2月出荷では,パンチフィルムな
どでの被覆栽培をするとよい。
〇原産地はアフガニスタン周辺の中央アジア地域が原産地とされ、イランで栽培化が進んだと言われる。
そこから東西へ発展し、性質の異なる東洋種と西洋種に分化した。
〇発芽適温15〜20℃
〇生育適温15〜20℃
〇25℃以上では発芽率低下
〇酸性に極めて弱い為、種まき前に石灰などで畑の酸度を矯正する必要がある。
(ph6.5〜7.0 弱酸性〜中性)
〇冷涼な気候を好み高温には弱いため秋作に向く。
〇春、夏作の場合は品種の選定に注意する。
直まき
110〜140cm
4〜6条
3〜7cm
7000〜1.5万株
70〜150株
3〜5dl
3〜5ml
9000〜2.25万粒
90〜225粒
600〜900粒