製パン、中華めんに向く中強力品種農林水産省品種登録第13529号
ユキチカラ小麦(ゆきちからこむぎ) 登録品種 海外持出禁止 登録番号13529
特長
グルテン量が多く製パン適性が高いパン用品種です。
早生で耐寒雪性が強く赤さび病、うどん粉病及び縞萎縮病に対して抵抗性がある。
特に積雪地で強みを発揮する。
特性
〇早晩生→早生 〇稈長→中 〇耐倒伏性→やや強
〇穂発芽性→中 〇耐寒性→強 〇耐雪性→強
耐病性は 赤さび病、うどんこ病、縞委縮病に強
赤カビ病にはやや弱
来歴
東北農業研究センターで育成され平成14年に登録された。
早春の施肥はグルテン量を増やすために必要。
1 小麦は湿害に弱い作物です。湿害を受けると発芽不良、その後の生育不良で収量、品質に影響します。特に水田転換畑は徹底した排水対策が必要です。
また連作は病気の発生、収量低下につながりますのでできるだけ輪作体系をとってください。
2 適期に播種してください。早蒔き、遅まきは収量、品質の低下につながります。
3 踏圧(麦踏み)は徒長生育を抑え、耐寒力を強くし、分げつを促進するため有用でありますが、栽培地域、生育状態に対応し実施してください。
4 施肥は収量、品質に影響します。特に春先の施肥のタイミングが重要です。
条蒔き(すじまき)
30cm
60〜70粒
200〜300粒
30〜40粒
8kg
条蒔きの1.5倍種量必要
適期蒔きの1.5倍種量必要