断面が美しいうずまき模様のビーツ。
【特性】 食用ビーツ ルナルナは形がカブに似ていますが、カブではなく砂糖大根と同じ種類のヒユ科(旧アカザ科)のビーツです。
ホウレンソウと同じで、ミネラル含量に優れ、栄養価の高い根菜です。
形は丸型で、ゴルフポールから野球ボール大で収穫します。独特の香りがあり、甘さ、軟らかい食感と鮮烈な色を楽しめます。
ルナは、表皮は濃いオレンジ色で断面は鮮やかな黄色です。
根の部分は薄くスライスしてサラダの彩りにするのがお勧めです。
葉も、茄でてからしモンとオリーヴ油で和えたり、バター炒めで食ぺられ軟らかく青臭さ等は無く淡白で美味です。
黄色い渦巻き模様が入りますが発色には個体間差があります。
【栽培のポイント】
強酸性を嫌いますので、賛成の強い土地は石灰を施し酸度を矯正します。
種まき:ルナの種は実は果実で、中に2〜3粒の種子が入っており、1粒から2〜3本発芽するので本葉2〜3枚時に1本に間引きます。
株間15cm条間20cmに直播き。ゴルフボール大で収穫する場合は、株間を5cm程度、間引きを控えても良いです。
酸性を嫌うので、苦土石灰で中和し肥沃で柔軟な畑が向いています。
発芽まで7〜10日ほどかかる場合があるので、発芽までは乾かさす湿らせすぎず丁寧な灌水を心掛けます。
定植も可能だが変形球が多くなるので若苗定植が望ましく収穫が遅れると裂球するため早めを収獲を心がけます。
10℃以下の低温が続くと抽苔するので、早播きは避けてください。
立枯れやべと病が発生する場合があるので、多湿を避け風通し良く管理してください。
カブみたいな形ですが 全く違うヒユ科でホウレンソウやふだん草の仲間です。
〇発芽適温20〜25℃
〇生育適温15〜25℃
〇比較的低温に強く暑さに弱い。
〇耕土が深いところを好み、土壌の酸性が強いと生育が劣る。
直まき
60〜70cm
2条
10〜15cm
2100〜3200株
32〜21株
2〜3dl
2〜3ml
10500〜16000粒
105〜160粒
約1000粒