耐病性、耐雨性に優れる強健な品種!
ちよぶき70 70日タイプ中早生種
特長
● 春まきで定植後65〜70日、秋まきで播種後70〜75日で収穫できる中早生品種。
● 外葉はコンパクトで立性。葉色は濃緑で肉厚、強健で頭部は深く抱合する。
● 球形は胴張りする砲弾形で球長30cm前後、球重2.8〜3.0kg前後になる。
● 球内色は全体に黄色が回り、カットしたときの見栄えがよい。甘みがのりやすく、食味、品質がよい。
● 晩抽性が安定しており、晩春まき〜秋まきまで幅広く利用できる。
● ゴマ症や石灰欠乏症によるチップバーン、アンコなどの生理障害に強く、栽培しやすい。
● 根こぶ病には従来よりも幅広いレースに耐病性がある。軟腐病など他の病害にも非常に強い。
春まき栽培では、育苗温度13℃以上を目安とし、約1カ月保温育苗をします。徒長した苗を作らないよう本葉4~5枚時までは灌水を控えめにします。8~9月まきの栽培では、本葉3枚程度で定植するように心がけます。苗の管理は徒長防止のため高床にします。灌水は天候を見ながらになりますが、過剰な灌水、午後2時以降の灌水も徒長の原因となるので避けます。老化苗を使うと定植後の活着、生育が悪くなり石灰欠乏症の原因ともなるので注意してください。定植後の極度な低温や乾燥も脇芽発生の原因となるので注意が必要です。