固定種の中長ナス
ちゅうながなす(きっしんにごう)特性ツヤのある濃黒紫色で長卵形の中長ナスです。
つくりやすく、夏の長い間なり続けます。
煮物・焼き物・揚げ物から漬け物まで幅広い料理に適します。
★わたくしの子供の(昭和30年代後半) きっしん、しんきっしん、などよく聞いた覚えがあります。
当時の最も一般的な品種でした。
調べてみると橘田ナスと真黒を掛け合わせ固定した品種と思われます。
この品種も名前からそのような由来があると思われます。
どちらにしても中長ナスの固定種は貴重なので販売を開始いたしました。(2023年春)
【栽培の要点】
栽培
●栽培上で特に注意を要する事は果が良いので草丈を高くし、丈夫な支柱を与え畦巾、株間は出来るだけ広く取る事。
●水分の多い土地の方が良果が多く収穫出来るので乾燥には注意する。
●低温期に着果する一番果は石ナスになりやすいので、早目に摘果すること。
〇原産地はインド東部の熱帯アジア。
〇発芽適温昼間(16時間)30℃ 夜間(8時間)20℃
〇生育適温昼間 23〜28℃ 夜間16〜20℃
〇変温で発芽するので、発芽促進剤を使用していない種子は上記の発芽温度で発芽させる。
〇高温性で温度適応範囲が広い。
〇連作障害が出やすいので、実生の場合7年間周期の輪作とする。
〇高温の季節には水を切らさないよう留意する。
育苗
180cm
1条
60cm
90株
0.9株
2〜3ml
0.02〜0.03ml
200〜360粒
2〜3.6粒
2000〜2400粒