芽葱と周年の葉ネギ栽培。
【特長】 岩槻葱(いわつき)
●埼玉県南地方原産の葉ねぎ種で,強健で生育が早くて,分けつ力に富み,草丈はやや低くて,軟白部は短い。葉鞘は中太で,葉身はやや細く,品質柔軟。
●特に芽ねぎ出荷の市場性が高く,定評がある。
●元来,寒さにあまリ強くないので,芽ねぎや夏ねぎとしての利用が主流であるが,冬期休眠するので,越年ねぎの利用も可能。
【栽培の要点】
●播種は3月まきと9月まきが主体で,5月下旬〜6月上旬直播も可能。
●定植は70cm幅の畝に株間をやや広くして行う。
●施肥は堆肥とリッサッ分を元肥に,追肥は4回ぐらいに分施。
●夏どリ栽培は特に乾燥に注意。
●ネギ
〇原産地は中国西部・中央アジア。
〇発芽適温15〜20℃
〇生育適温15〜20℃
〇低温を好むが、耐寒性、耐暑性は強い。
〇栽培法は育苗して長期栽培で太く軟白した茎を収穫する根深ネギと 短期間で細い葱を収穫する葉ネギに分けられる。
〇トウ立ち、耐暑性など品種間で差があるので栽培時期、目的に合った品種を選定する。
直蒔き
90cm
4条
1cm
4〜5万株
400〜500株
3〜4dl
3〜4ml
4.5万〜10万粒
450〜1000粒
3000〜5000粒