未熟果は焼きとうもろこし、完熟果は粉に!!!
こうしゅうとうもろこし
【特長】
●山梨県富士山北山麓の原産で,とうもろこしの中では特に大型。
●豊産性の中生種で,穂長30cmと長く,黄色の大粒種。
●樹勢強健で分枝少なく,栽培容易。
●草丈が4m以上にもなり、根張りも旺盛で頑強なので防風用にもなる また青果収穫後の茎葉は緑肥、家畜飼料にも利用できる。
●とうもろこしは完熟後は固くなり、挽いてとうもろこし粉にして蒸す、焼くなどで利用する。
また未熟果はもちトウモロコシと同様、甘みはほとんど無いが、でんぷん質多く、焼きとうもろこしにすると独特の風味でおいしい。
【栽培の要点】
●畝幅75cm,株間35cm,1ヵ所3〜4粒まきとし,
本葉4〜5枚までに間引きを行って1本立ちにする。●元肥は堆
肥を多用主体とし草丈が30cmに伸びたころ,追肥と同時に中耕と土寄せを行い,倒伏を防ぐ。
●第2回目の追肥は,雄穂が出始めのころ行う。それ以降
は土壌を乾燥させないよう,潅水に努める。
追肥は必要に応じ株元から30cmほど離れたところに施す
成育期間中 側枝等は摘除する必用は無い収穫は実がパッチリと充実した時期を見計らい行う
注意 普通のスイートコーンの近くで栽培すると交配してスイートコーンの品質が顕著に悪くなるので畑の選択と播種時期に注意する。
〇原産地は不明。メキシコ、グアテマラなど、中米付近に自生していた「テオシント」とよばれるイネ科野生植物が起源とする説が有力。
〇発芽適温20〜28℃
〇生育適温22〜30℃
○高温性の植物。
○土壌適応性は広いが有機質に富んだ肥えた畑が好ましい。
○直まき栽培が良い。
○草勢の強さが収穫量と比例するので初期より成長させることに留意する。適度の肥料と干ばつ気味の際は潅水が必要になる。
○開花時期に極端な高温になると交配に悪影響がある為、播種適期に留意する。
直まき
150cm
2条
30cm
450株
4.5株
4〜6dl
4〜6ml
1120〜1920粒
11.2〜19.2粒
40〜64粒