病害に強く収穫幅広い白菜
とみかぜはくさい【特長】
○播種後 65〜100日タイプ 2kg〜4kgまで収穫可能な中早生種
●軟腐病、ウイルス病、べと病、白斑病にとくに強いです。草勢も強くつくりやすいです。
●播種後65日(2?)から収穫でき、100日ぐらい(4〜5?)まで裂球せず肥大するので、圃場に置くことができる収穫期の幅が広い中早生品種です。しかも品質はいつでも変わりません。
●草姿はやや開張性。耐寒性は中程度から若干弱いほうに属します。
●球は葉重型で尻張りのよい大球円筒形、肉質やわらかく、品質すぐれます。
【育て方】
一般の秋ハクサイとしては、軟腐病に強いので、8月5日以降からの早まき・早どりに適し、そのまま収穫を遅らせればさらに肥大するので、大玉、多収向けとなります。すなわち10月上旬〜12月下旬の長期間収穫にも好適します。とくに暖地では1月下旬までも長く収穫できるので後半は極大玉多収をねらえます。
包被円筒形なので、西南暖地の冬期の雨による球の腐敗も少なく、好まれるタイプです。
土壌適応性は広いですが、保水力のある砂壌土、または壌土に最適です。
〇原産地は地中海沿岸。
中国へ伝播後結球型に改良され普及した。
〇発芽適温20〜25℃
〇生育適温15〜30℃
〇直まきが育てやすい。
〇過湿に弱い為、排水の悪い畑では高畝にする。
〇春作の場合トウ立ちの危険が高い為、抽苔しにくい早生品種を選び育苗期には葉数10枚程度まで低温に当てないことが重要。
育苗
60〜70cm
1条
45〜50cm
280〜370株
2.8〜3.7株
3〜4ml
0.03〜0.04ml
525〜1000粒
5.2〜10粒
3500〜5000粒