収穫期の幅が広く病気に強い中早生種花蕾は緻密で持ちが良い。
【特長】1.播種後105日前後で収穫期となる中早生種。2.栽培適応性が広く,どの作型でも品質のよい花蕾となる。春まき初夏どりや高冷地および冷涼地の夏どりの作型でも他種よりも特にすぐれる。3.葉は濃緑で厚く,べと病,黒腐病に強い.また根張りがよいので過湿や乾燥にも強く倒伏しにくい。4.花蓄は形よく,厚みがあり,よくしまってくずれが遅いので出荷調整がきく。
【栽培の要点】1.初期生育は比較的緩慢なので,苗床には有機質多く含んだ土を使用し,幼苗期を順調に生育させる。
2.定植後は生育旺盛となり,早生種よりやや大型の草姿となるので,うね幅70cm,株間40cmぐらいの栽植距離とする。
〇原産地はヨーロッパ地中海沿岸地方。非結球性の野生キャベツを起源として花茎や花蕾をりようしてたものの中から分化し、ローマ時代に成立したと推定されている。
〇発芽適温20〜25℃
〇生育適温18〜20℃比較的冷涼な気候を好むが適応範囲は広いまた品種により温度適応性は異なる。
〇一般地では夏蒔き秋冬どりが栽培しやす。
〇ストレスがあると異常花蕾が発生するので、適期蒔きに留意する。
育苗
60〜135cm
1〜2条
40〜50cm
300〜450株
3〜4.5株
3〜4ml
0.03〜0.04ml
375〜700粒
3.75〜7粒
2500〜3500粒