みずみずしく甘み強い味の良いキャベツ。
【特性】1.みずみずしく甘みが強く食味にすぐれる.肉質はしっかりしていながらも歯切れよく,食感はなめらかでゴワゴワ感が少ない。加工用から生食用まで幅広い用途に使えるキャベツ。2.耐病性にすぐれ,一般地年内どりや高冷地夏秋どり栽培で主に問題となる各種病害に強い。萎黄病に抵抗性,黒腐病と根こぶ病に耐病性をもつので安心して栽培できる。3.肥大力にすぐれる偏平球でよくそろい,尻尖りなどの形状の乱れが少ないので収穫や箱詰め作業が容易。
【栽培の要点】
1.無理な早まきや遅まきは避け,播種適期を守る。
2.苗床では水分管理に注意し,風通しをよくして苗を徒長させないようにする。
3.無理な密植は避け,株間を十分にとる.条間55〜60cm,4朱間28〜33cm(5,500キ朱/10a)程度が目安。
〇原産地はヨーロッパ南部地中海沿岸地域。
現在のような結球型のものはドイツで成立し13世紀にイギリスへ伝わって改良が進んだ。
〇発芽適温15〜30℃
〇生育適温15〜20℃
〇冷涼な気候を好み高温には弱いが温度適応性は広い。
〇種まきから収穫まで80〜120日と栽培期間は長期となる。
○春まきで夏秋収穫(夏秋)・夏蒔き冬収穫(寒玉)・秋まき春収穫(春キャベツ)と大きく分けて3タイプある。
(他には播種時期が広いグリーンボール系)種まき時期に合わせ品種を選定する。
育苗
60〜120cm
1〜2条
30〜40cm
400〜550株
4〜5.5株
3〜4ml
0.03〜0.04ml
450〜800粒
4.5〜8粒
3500〜5000粒