秋まき・夏まき・春まきでみずみずしい鮮緑球!
あきまきごくわせにごう
【特長】
●草勢旺盛で,幼苗期の耐寒性にすぐれ,抽苔やチャボ球の懸念の少ない秋まきの早どり種。
●球は適期で1.5k9程度の緊まりのよい甲高扁円球となり,尻づまりがよくて球尻からの腐敗が少なく,裂球もおそい。
●球色はみずみずしい鮮緑色で新鮮さに富み,葉質がやわらかくて食味がよく,市場性は上々。
●土質を選ばず,環境適応性があって,秋まきのほか,春まきや夏まきもできる。
【栽培の要点】
●秋まきでは,越年時の苗令は落葉を含めて14枚程度が適当。
●春まきではチッソの遅効きを避け,夏まきでは元肥主力,秋まきでは3月から肥効を高める。
●育ち遅れの弱い苗は定植しないこと。
〇原産地はヨーロッパ南部地中海沿岸地域。
現在のような結球型のものはドイツで成立し13世紀にイギリスへ伝わって改良が進んだ。
〇発芽適温15〜30℃
〇生育適温15〜20℃
〇冷涼な気候を好み高温には弱いが温度適応性は広い。
〇種まきから収穫まで80〜120日と栽培期間は長期となる。
○春まきで夏秋収穫(夏秋)・夏蒔き冬収穫(寒玉)・秋まき春収穫(春キャベツ)と大きく分けて3タイプある。
(他には播種時期が広いグリーンボール系)種まき時期に合わせ品種を選定する。
育苗
60〜120cm
1〜2条
30〜40cm
400〜550株
4〜5.5株
3〜4ml
0.03〜0.04ml
450〜800粒
4.5〜8粒
3500〜5000粒