寒ちぢみにも使え適応性のあるおいしいホウレン草。
【特長】●葉はテリのある濃緑色で浅く欠刻が入る丸葉種です。葉肉厚く葉柄は太くガッチリとした立性で,草姿がよく収量性・収穫作業性に優れています。
●生育速度は秋〜冬穫り法蓮草としてはやや緩慢ですので,収穫適期からの生育がゆっくりしており,在圃性に優れます。
●葉肉が厚いので収穫後の店持ちがよく又,アクやエグミが少なく甘味があるので,サラダ等の生食に最適で,炒め物,おひたしにしても大変美味です。
●本種は冬期の寒じめ法蓮草としても適しています。
●ベト病レース(RI〜R7、R9)に対して抵抗性です。
【栽培の要点】
●生育旺盛な品種のため,株間を十分にとり間引き遅れのないようにします。
〇原産地はアフガニスタン周辺の中央アジア地域が原産地とされ、イランで栽培化が進んだと言われる。
そこから東西へ発展し、性質の異なる東洋種と西洋種に分化した。
〇発芽適温15〜20℃
〇生育適温15〜20℃
〇25℃以上では発芽率低下
〇酸性に極めて弱い為、種まき前に石灰などで畑の酸度を矯正する必要がある。
(ph6.5〜7.0 弱酸性〜中性)
〇冷涼な気候を好み高温には弱いため秋作に向く。
〇春、夏作の場合は品種の選定に注意する。
直まき
110〜140cm
4〜6条
3〜7cm
7000〜1.5万株
70〜150株
3〜5dl
3〜5ml
9000〜2.25万粒
90〜225粒
600〜900粒