セリ科の多年草 葉,茎,種実がつかえる
【特性】株元が肥大するフローレンスフェンネルです。「魚のハープ」と呼ぱれ魚介類を使った料理との相性がよく、世界中で利用されています。葉は風味づけ、肥大した株元はサラダ、タネは薬味・ハーブティー・菓子に利用できます。
【栽培ポイント】
1m²当たり苦土石灰120g 、完熟推肥3kgと有機配合肥料100gを施し、深く耕します。
植え替えをきらうので、うね間80cm、株間30cmに1か所8〜10粒ずつ点まきします。
間引きながら元気な株を残し、本葉5〜6枚で1本にします。
タネまきから1か月後からは生育を見ながら追肥を与えます。
花芽が伸び始めると倒れやすくなるので早めに支柱を立てます。
株元(葉柄部)がふくらんできたら土を被せると、よりやわらかくみずみずしくなります。
葉は草丈20cm以上になってから摘みとり利用します。
タネをとるときは、タネが色づいてから茎より切り取り、陰干しします。