麦味噌、押し麦などに(関東より西の地域に向く)
ダイシモチ特性(もち麦)ダイシモチもち麦は大麦類の中の裸麦の一種で特に瀬戸内海に面した諸県と九州北部で栽培されている。
紫穂、紫粒でもち性がある。もち性であるため、麦飯などでぼそぼそした感じが無く粘りがある食感で美味しい。
麦飯用の他、麦茶、製粉した粉を用いた菓子類のほか、焼酎や麦味噌などの原料としても使われている。
適期収獲に努める。
1 大麦は湿害に弱い作物です。湿害を受けると発芽不良、その後の生育不良で収量、品質に影響します。特に水田転換畑は徹底した排水対策が必要です。 また連作は病気の発生、収量低下につながりますのでできるだけ輪作体系をとってください。
2 適期に播種してください。早蒔き、遅まきは収量、品質の低下につながります。
3 踏圧(麦踏み)は徒長生育を抑え、耐寒力を強くし、分げつを促進するため有用でありますが、栽培地域、生育状態に対応し実施してください。
4 施肥は収量、品質に影響します。特に春先の施肥のタイミングが重要です。
条蒔き(すじまき)
30cm
60〜70粒
200〜300粒
40〜50粒
6kg
条蒔きの1.5倍種量必要
適期蒔きの1.5倍種量必要