苦味があるが独特の香りの貴重な品種※ 在来そばと交雑すると、在来そばが苦くなる事があるので注意すること
だったんそば
【特長】 夏〜初秋蒔きそば
別名ニガソバとも呼ばれ普通ソバの近縁であるが、草姿はかなり異なる。
原産地はチベットなどヒマラヤ周辺地域。
★苦みがすごく強くダッタンそばのみでそばを打つことはできない。
(写真は松本市のソバ店で3割ほどダッタンそばをまぜたもの)
ソバより晩成で開花までは60日、実の収穫までは90日ほど要する。
草勢強く容易に栽培できる。
収穫した実はルチン(動脈硬化などに有効とされる物質)の含有量が極めて多く健康食品として注目されているが別名の通り苦味がある。
食用のほか草勢が強く栽培簡単なため緑肥、雑草の抑制などにも利用できる。
ソバは栽培時期により大きく分けて春蒔き栽培(夏ソバ)と夏蒔き栽培(秋そば)があります。
●夏蒔き栽培(秋ソバ) 長日期
夏〜初秋に種蒔きし70〜80日ほどで収穫する。
夏蒔きでも秋収穫するため一般的には秋ソバと呼ばれている。
ソバの特性に合った季節なので安定した収量また質が期待できる。
全国的にはこの時期の栽培が一般的です。
品種は中間型といわれる信濃一号、常陸そばなどが使われたいます。
そば栽培に挑戦される方はまず夏蒔き栽培から始めてください。
★ダッタンソバは 夏蒔き栽培(秋そば)です
●春蒔き栽培(夏ソバ) 短日期
遅霜の恐れがなくなったころ種蒔きし60日ほどで収穫する。
春蒔きでも夏収穫するため一般的には夏ソバと呼ばれています。
品種は短日期でも実をつける夏型または夏型に近い中間型と呼ばれる、キタワセソバ、シナノナツソバなどが使われたいます。
この栽培は元来そばに向いていない季節のため、気候による生育不良、収量減などの影響を受けやすいです。
良い点として夏蒔き栽培もすると年2回の収穫ができる。
また特に南西日本ではでは台風の季節と重ならないなどの利点もあります。
帯状5〜20cmにバラ蒔き
30〜50cm
0.3kg
3g
3〜5万粒