【特長】
●暑さに強く,生育旺盛なツル性植物で,若い茎や葉をホウレンソウと同様に料理して食用にする。真夏に菜類が生育しない時期には貴重な葉野菜となる。
●露地では初夏のころにタネをまくが,早出し用には発芽に高温を要するので保温育苗とビニール被覆栽培を行い,主枝を摘芯して,次々と発生する分枝の若芽を初夏から秋まで収穫する。
【栽培の要点】
●発芽適温は26〜28℃と高温で,発芽しにくい場合は、タネを1昼夜水につけて芽切りをしてから播種する。(その場合播種後灌水に留意する)
●草丈が25cm以上に伸びたら,下葉5〜6枚を残して主枝を摘芯収穫し,以後,脹芽は下葉2枚を残して,降霜まで次々と収穫する。
〇原産地は地中海沿岸。中国へ伝播後結球型に改良され普及した。
〇発芽適温15〜20℃
〇生育適温15〜20℃
〇涼しい気候を好むが、一般地では気候適応性が広いので周年栽培できる。
〇伸びてきた茎葉を適時摘み取る摘み取り型と株ごと抜き取る、抜き取り型があり栽培法により品種を選定する。
直まき
100〜180cm
5〜7条
15〜20cm
3000〜5000株
30〜50株
2〜3dl
2〜3ml
3万〜6.75万粒
300〜675粒
3000〜4500粒