黒豆の早生品種で芳香と甘さがあり食味が良い
たんくろうえだまめ
【特性】
●枝豆用の早生黒豆品種で、収穫までの日数は適期播種で80〜85日です。
●着莢の極めて多い茶毛大莢種で3粒莢率が特に高いです。
●黒豆特有の芳香と甘みがあり、食味は最高です。
●草丈は50〜60cm程度です。
●草姿は小さめで分枝数も比較的多いタイプです。
【栽培ポイント】施肥は10a当たり元肥として、窒素5kg・リン酸12kg・カリ8kg、追肥は窒素2kg・カリ2kgを目安に開花初期中耕をかねて行い初生葉節まで十分に土寄せします。栽培様式は畦幅45〜60cm、株間15〜20cmが標準です。株当たり2〜3粒播種し初生葉展開時に1〜2本に間引します。反当播種量は6〜8?を目安とします。早い作型では、ポリマルチやトンネルを早めに行い地温を十分に上げてから播種します。
収穫は莢の大部分が充実し、遅く開花したものがわずかに未熟な状態で、莢が鮮緑色の時期が収穫適期です。しかし、本種はさらに成熟が進んで莢が薄黄色に熟し子実が少し黒みを帯びた頃に収穫すると、黒豆特有の風味が増し格別の味わいが楽しめます。
枝豆は虫害の多い作物なので開花期以降は定期的(7〜10日)に殺虫剤を散布します。
〇原産地は中国東北部からシベリア。
〇発芽適温25〜30℃
〇生育適温20〜25℃
○温暖からやや冷涼な気候を好む。
○枝豆は大豆の莢の青果であるが、栽培型で大きく2つに分けられる。1.早生型(夏ダイズ型)で栽培期間が短く主に積算温度により花芽分化するもので、夏収穫に適すため大方の品種がこれに当たる。
2.晩生種(秋ダイズ型 一般の大豆)で短日植物で日長(短日)の影響を受けて開花する。
○播種時期を考慮し品種を選定する。
育苗
60cm
1条
25cm
600〜700株
6〜7株
80〜100ml
0.8〜1ml
1840〜3000粒
18.4〜30粒
46〜60粒
-
丸種
北海道
有り
-