強風でも倒れにくく、耐暑性があり遅蒔きもできて作りやすい。
ごーるどらっしゅきゅーじゅー
特性
熟期は90日の中晩生イエロー品種。
粒色が鮮やかで見栄えがよい。
フルーツのような香りがあり、食味がよい。
春絹糸抽出日から収穫までの期間は現行品種と同程度だが、糖度が高く、しなびにくい。
雌穂はやや長形、2Lで先端不稔は現行品種と比較しても少なく、よくそろう。
耐暑性があるので、露地栽培(露地マルチ栽培も含む)だけでなく、抑制栽培にも適する。春草勢が旺盛で、非常に倒れにくく、収穫作業が容易。
【栽培の要点】発芽適温(地温)25〜30℃
生育適温20〜30℃
畝幅 90cm 株間 10cm 2粒 本葉4から5枚までに 1本に間引く。穂先(雄花)が咲き始めたら、切り取って受粉しないようにします。ヒゲ(雌花の絹糸)が出たらなるべく早く収穫します。収穫が遅れると味が悪くなるので注意しましょう。
〇原産地は不明。メキシコ、グアテマラなど、中米付近に自生していた「テオシント」とよばれるイネ科野生植物が起源とする説が有力。
〇発芽適温20〜28℃
〇生育適温22〜30℃
○高温性の植物。
○土壌適応性は広いが有機質に富んだ肥えた畑が好ましい。
○直まき栽培が良い。
○草勢の強さが収穫量と比例するので初期より成長させることに留意する。適度の肥料と干ばつ気味の際は潅水が必要になる。
○開花時期に極端な高温になると交配に悪影響がある為、播種適期に留意する。
直まき
150cm
2条
30cm
450株
4.5株
4〜6dl
4〜6ml
1120〜1920粒
11.2〜19.2粒
40〜64粒