気候に適用性があり作りやすい硬めの花蕾で質が良い
【特長】●耐暑・耐寒性にすぐれ,強勢で,栽培は容易。●定植後65日で収穫できる中早生種で,その後,3月末まで側枝花蕾がとれる多収種。●花蕾は豊円・緻密で緊まりよく,適期栽培で直径16cm、重さ450g余りの良質頂花蕾となる。●栽培適応範囲が広く,春・夏作と暖地の秋まきができる。
【栽培の要点】
●根張りのよい若苗を定植して活着を促進させ、初期生育を旺盛にする。
●極端な早まきや遅まきは避ける。
●栽植株数は10a当たり4500株前後とし,側枝どりの場合はやや少なくする。
●春作の露地早植え限界は外気温で平均10℃以降とする。これ以前の定植はトンネルを利用する。
●育ち遅れの弱い苗は定植しないこと。
〇原産地はヨーロッパ地中海沿岸地方。非結球性の野生キャベツを起源として花茎や花蕾をりようしてたものの中から分化し、ローマ時代に成立したと推定されている。
〇発芽適温20〜25℃
〇生育適温18〜20℃比較的冷涼な気候を好むが適応範囲は広いまた品種により温度適応性は異なる。
〇一般地では夏蒔き秋冬どりが栽培しやす。
〇ストレスがあると異常花蕾が発生するので、適期蒔きに留意する。
育苗
60〜135cm
1〜2条
40〜50cm
300〜450株
3〜4.5株
3〜4ml
0.03〜0.04ml
375〜700粒
3.75〜7粒
2500〜3500粒