メキャベツ 英語ではブリュッセルスプラウト そろいがよく早生の一代交配品種
【特性】 ファミリーセブン(芽キャベツ)
1.球の美しさとそろいのよさが抜群の早生種.下部からよく結球し,良質の球が無駄なくとれ,年内に多収できる。
2.球は豊円でテリのある緑色の中位のものが均等にできる。
球頭の包みが非常によいので美しく,形が整い,尻部もきれいで,収穫後の手間が省ける。
3.強勢で栽培容易,葉は比較的小葉で葉柄細い.草丈はやや高い方であるが幹が太いので倒伏しない。
【栽培の要点】
1極端な早まき,遅まきはともに成績があがらない。
2.栽培は夏まきのキャベツに準じて行えばよいが,収穫期間が長いので途中肥切れしないよう元肥に緩効性肥料を施し.また追肥回数を多くする。
原産地: ヨーロッパ南部池中海沿岸地域
温度適応性 冷涼な気候を好み、高温には弱いが、温度適応性は広い。
発 芽 適 温: 15〜30d℃〔min 4 〜8℃〜max35℃
生 育 適 温: 15〜20℃ min 5℃〜max28℃
光 適 応 性: 半日陰に耐えるが、結球には外葉によく光があたることが必要。
土壌適応性: 土壌適応性が極めて広い。
保水力のある土壌に適する。特に結球期の水分要求強く、乾燥期の水分補給が重要。
土壌酸度適応性:弱酸性〜中性(pH5.5〜6.5)
花芽分化と拍苔および結球: グリーンプラントバーナリ型で、一一定の大きさに達した苗が一定の期間低温にあうと花芽を分化し、その後の高温・長日条件で抽苔、開花が促進される。
一般に平均気温14℃以下、平均最低気温10℃以下の温度に感応して花芽を分化しやすく、平均気温5〜9℃で最もよく感応するが、低温の程度、受ける期間、および感応する苗の大きさは、それぞれ品種で異なる。
結球は外葉が17〜20枚、定植後40〜50日ごろから、光の影響で葉の内側と外側とのホルモン形成に差ができることで起こる。
十分な葉数確保前の花芽分化、早期抽苔は結球を妨げる。
結球適温は13〜20℃。 28℃以上で7℃以下ではよく結球しにくい。
育苗
60〜135cm
1〜2条
40〜50cm
300〜450株
3〜4.5株
3〜4ml
0.03〜0.04ml
375〜700粒
3.75〜7粒
2500〜3500粒