暑さに強く作りやすいへちま水などで利用若い果は炒めて食しても美味しい
ふとへちま
【特長】
●ウリ科のつる性1年草で,夏に黄色い花を咲かせる。
●病気に強く,強勢で土地を選ばないので簡単に作ることができ,夏の日陰棚用として利用
価値が高い。
●果実は長形で浅緑果皮。果面に浅い縦溝が入り,肥大が旱い。
●熟すると果肉内に網状の繊維が発達するので,これをタワシや履物の底敷などに利用する。
●茎から採ったヘチマ水は,化粧水,鎮咳・利尿剤として使用できる。
●幼果は食用にもなる。
【棚作り】
●温暖を好む作物であるため,早まきは禁物。直播では暖かくなる4月中下旬に播種。育苗する場合は苗床で3月下旬に播種する。●日当たりのよ
い場所を選び,深耕をして根が深く伸びるようにする。
●株間をlm間隔にとリ,1株より3〜4本のつるを伸ばす。
●つる伸びに応じて,手遅れにならないよう,あらかじめ作った棚に誘引する。
【へちま水】
●開花後40日内外で果実を収穫して,株元から60cmの所で茎を切り捨て,先端をビンの□に入れて,雨水が入らないようにして液を採取する。
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