酸味が少なく食味は極めて良好。
まゆかみにとまと
特長
・果形はやや縦長で、1果重は13g〜18g前後、果色は濃赤色で光沢があり、見栄えが良い。
・糖度は8〜10度が中心で、酸味が少なく食味は極めて良好。完熟させると酸味は抜け、香りが増してフルーツのような風味が味わえる。
・果実は硬く、棚持ち性・日持ち性に優れ、完熟させても裂果の発生は少ない。
・花房は3〜4段目からダブル花房になり、中段花房以降は花数が増え、収量が上がる。
・熟期は早生。草勢は中強。節間は短いが異常主茎や芯止まり症にはなりにくい。
・TMV(Tm2a型)、葉かび病、サツマイモネコブセンシュウに耐病虫性がある。
■栽培のポイント
・素直にのびのび育てても食味は大変良いのですが、その食味の良さをより引き出すためには、初期生育を抑え、なるべくジックリ、ゆっくりしたまま生育させて下さい。
・最初の追肥は第1果房が肥大を始めた頃を基本に、草勢や着果状況をみながら適宜、施用してください。
・高温期の栽培では花かずが多くなりすぎることがあるので、元肥を控えめにし、第1花房が開花した苗を定植してください。花数が多くなった場合には、1花房30〜40花程度に摘花すると、果実の揃いが良くなり、収穫作業が楽になりますし、その後の草勢の維持も容易になります。
・葉かび病に対しては、レースによって発病することがあるので、すすかび病等、他の病害の予防、防除を兼ねて定期的に薬剤散布をしてください。
〇原産地は南アフリカ・アンデス山系。〇発芽適温20〜30℃〇生育適温昼間 25〜30℃夜間 10〜15℃〇温暖な気候に適する。〇営利栽培の場合は裂果、病気予防のため雨除け栽培が望ましい。〇乾燥気味が生育には良く、過湿には弱い。
〇高温時には着果、着色、肥大とも不良になる。
〇やや乾燥を好むので必要時以外には水遣りをしない。
育苗
180cm
2条
40〜50cm
240株
2.4株
2〜3ml
0.02〜0.03ml
310〜460粒
3.1〜4.6粒
3000〜6000粒