日本初! 紫色のスナップえんどう!
ふじひめ(パープルスナップ)
農林水産省品種登録出願中 品種名:SN5305
品種特性
●莢の色が紫色の早生赤花スナップエンドウです。
●莢の長さは7.5~8.0cmで莢の幅が約1.5cmのやや短めの中莢系品種。
●初花房は主枝の13節ぐらいから発生、1花房に2莢ずつ安定して着生する非常に双莢性の高い品種です。
●秋まき露地栽培では株元の分枝数は4本前後、草丈はlm程度になります。
●莢の紫色は茄でると色が少し薄<なりますが、紫色は残ります。
調理法を工夫して色味を活かして下さい。
栽培のポイント
●日当たりが悪いと莢の着色が悪くなります。栽植様式は畝間1.2~1.6の単条(できれば南北畝)、株間20~30cmの一株立ちとして下さい。
●株元から発生する強い分枝を残し、細い分枝や上位節から発生する分枝は除去します。 莢への日当たり、風通しを良くすることで莢の品質が向上します。
●中間地の11月下旬から3月中旬にかけて収穫する莢は、日長が短いため英全体が紫色に着色しづらくなります。この時期に収穫期を向かえる作型では試験的に栽培を行い、莢の着色程度を確認してから栽培の判断をして下さい。
●品種の特性上、莢が紫色に着色しない緑色莢や紫色と緑色の混ざったまだら模様の莢が発生します。
●莢の中の豆を充実させすぎると樹勢が―気に低下します。
草勢はやや大人しく、豆の肥大が早い品種ですので、収穫のタイミングには気をつけて下ださい。
●うどんこ病に対しては圃場抵抗性がありません。発生を確認したら速やかに防除を行って下さい。