晩生種 低温伸張性強く、品質が良い冬どり専用品種。
えんでばーえすぴー
草姿は立性でそろいがよく、耐寒・低温肥大性にすぐれる厳寒期どり用の晩生種。
花蕾は鮮緑色のドーム形。肉厚で粒ぞろいやしまりがよく、アントシアンの着色が少ない。
低温下の生育が順調で、良形の大玉が収穫できる。
根張りがよく耐倒伏性にすぐれ、花蕾茎は比較的高い位置にあり、収穫作業が容易。
大型の側枝が基部から発生し、頂花蕾専用・頂側兼用どりのいずれにも適する多収種。
晩生種は十分な低温が必要なので、早まき栽培は避ける。
施肥は追肥主体で行う。元肥半量で、残りは状態を見ながら適宜分施する。
大玉花蕾の収穫をねらう場合は、株間を広めにとる。
〇原産地はヨーロッパ地中海沿岸地方。非結球性の野生キャベツを起源として花茎や花蕾をりようしてたものの中から分化し、ローマ時代に成立したと推定されている。
〇発芽適温20〜25℃
〇生育適温18〜20℃比較的冷涼な気候を好むが適応範囲は広いまた品種により温度適応性は異なる。
〇一般地では夏蒔き秋冬どりが栽培しやす。
〇ストレスがあると異常花蕾が発生するので、適期蒔きに留意する。
育苗
60〜135cm
1〜2条
40〜50cm
300〜450株
3〜4.5株
3〜4ml
0.03〜0.04ml
375〜700粒
3.75〜7粒
2500〜3500粒