作りやすく味も良い伝統野菜の改良種
しんながさきなす特性伝統野菜である長崎長ナスを選抜育種した品種。
●果型は長さ38〜40cm、スマートな先尖りの濃黒紫色の艶のある大長茄子。
●種子は少なく果の老化がおそくいつまでも果皮薄く、曲りが極めて少ない。
●品質柔軟で焼上り、煮上り早く風味良好。
●樹勢は極めて旺盛で高温期は勿論、低温に遭っても樹勢が弱る事なく生育を続け秋茄子まで立派に収穫できる。
【栽培の要点】
栽培
●栽培上で特に注意を要する事は果が良いので草丈を高くし、丈夫な支柱を与え畦巾、株間は出来るだけ広く取る事。
●水分の多い土地の方が良果が多く収穫出来るので乾燥には注意する。
●低温期に着果する一番果は石ナスになりやすいので、早目に摘果すること。
〇原産地はインド東部の熱帯アジア。
〇発芽適温昼間(16時間)30℃ 夜間(8時間)20℃
〇生育適温昼間 23〜28℃ 夜間16〜20℃
〇変温で発芽するので、発芽促進剤を使用していない種子は上記の発芽温度で発芽させる。
〇高温性で温度適応範囲が広い。
〇連作障害が出やすいので、実生の場合7年間周期の輪作とする。
〇高温の季節には水を切らさないよう留意する。
育苗
180cm
1条
60cm
90株
0.9株
2〜3ml
0.02〜0.03ml
200〜360粒
2〜3.6粒
2000〜2400粒