日本種系の中では大葉で収量性に優れる。
しんにほんほうれんそう
【特長】
●日本種系の中では葉が大きく収量性が高い。
●低温伸長性にもすぐれるので、晩秋まきまで播種期帽が広い。
●葉は葉先の尖った長めの大葉で、2~3段の切れ込みがある。
●根際が鮮紅色に着色する。
※春蒔きトウが立つため栽培できません。
【栽培の要点】
●有機質を充分に入れ,地力を高めること。
●酸性土壌では生育が不良となるので,石灰で中和すること。
●高温時の栽培では,種子消毒と催芽処理を行って播種する。
●間引きは本葉1.5〜2枚ごろに,5〜7cm間隔に行う。
●べと病の予防に努め,薬剤散布を初期から定期的に行う。
〇原産地はアフガニスタン周辺の中央アジア地域が原産地とされ、イランで栽培化が進んだと言われる。
そこから東西へ発展し、性質の異なる東洋種と西洋種に分化した。
〇発芽適温15〜20℃
〇生育適温15〜20℃
〇25℃以上では発芽率低下
〇酸性に極めて弱い為、種まき前に石灰などで畑の酸度を矯正する必要がある。
(ph6.5〜7.0 弱酸性〜中性)
〇冷涼な気候を好み高温には弱いため秋作に向く。
〇春、夏作の場合は品種の選定に注意する。
直まき
110〜140cm
4〜6条
3〜7cm
7000〜1.5万株
70〜150株
3〜5dl
3〜5ml
9000〜2.25万粒
90〜225粒
600〜900粒