麦味噌、押し麦などに(関東より西の地域に向く)農林水産省品種登録第26868号
はだかむぎはるひめぼし農林水産省品種登録第26868号
特長
六条裸麦新品種「ハルヒメボシ」は早生で穂が長く多収である。
倒伏に強く成熟期以降の中折れも発生しにくい。
穂発芽の危険性は少ない。
従来品種よりも※硝子粒の発生率が低い。
耐病性 縞委縮病には強く、赤カビ病には中程度、うどんこ病にはやや弱い。
原麦および精麦白度が高く、味噌加工適性を有する。
※硝子粒とは麦の切断面がガラス状になることで、精麦した際色が悪く低品質となる
高タンパク質含量が多くなると硝子率が高まります。
【栽培の注意点】
暖地向きの品種です
早生 稈長は中 穂発芽性はし難い 倒伏には強い 耐寒性は弱い 縞委縮病には強く 赤カビ病には中 うどんこ病にはやや弱
麦の外観品質は中の上
1 大麦は湿害に弱い作物です。湿害を受けると発芽不良、その後の生育不良で収量、品質に影響します。
特に水田転換畑は徹底した排水対策が必要です。
また連作は病気の発生、収量低下につながりますのでできるだけ輪作体系をとってください。
2 適期に播種してください。早蒔き、遅まきは収量、品質の低下につながります。
3 踏圧(麦踏み)は徒長生育を抑え、耐寒力を強くし、分げつを促進するため有用でありますが、栽培地域、生育状態に対応し実施してください。
4 施肥は収量、品質に影響します。特に春先の施肥のタイミングが重要です。
条蒔き(すじまき)
30cm
60〜70粒
200〜300粒
40〜50粒
6kg
条蒔きの1.5倍種量必要
適期蒔きの1.5倍種量必要
麦種蒔き時期 栽培時期
-
-
-
-