辛味や刺激臭が少なく水分に富む繊維少なく歯切れが良いすっきりとした甘みのある 生食専用品種。
しょうなんれっど 赤玉葱 中生種【特長】
1.このタマネギは,神奈川県農業技術センターにおいて生食専用として育成した品種である。
2.普通の黄タマネギにくらべて,辛味や刺戟臭が少なく,水分にとみ,センイ興が少ないので歯切れがよい。
また,すっきりとした甘さがあり生で食べるのに適している。
ただし,煮食には不適である。
【栽培の要点】
草勢は他のタマネギにくらべて極めて旺盛.従ってあまり早まきしたり,多肥(特にチッソ)栽培はよくない。
は種適期は9月20日〜25日。
熟期は中〜晩生であり,普通5月中旬より球の肥大が始まり,肥大が終るのは6月中旬である。
首はやや太く,しまりはあまりよくない.また水分にとみ,甘味が多いので貯蔵性はかなり低い。
貯蔵性が低いので,これを高めるため,収穫は倒伏をまたずに晴天を見計らって,葉が青いうちに早目に収穫し,風通しのよい場所に吊しておき,徐々に販売するとよい。
病害に対しては相当強いが,晩生であるので予防は十分に行なう。
【畑作りと種蒔きの目安】(育苗の場合)
*100m²=1a(アール)あたり
2000〜3000株
うね巾60cmで2列または140cmで4列 株間10〜15cm
*播種量 40〜60ml
【栽培の要点】
●発芽適温15〜20℃
●生育適温15℃内外
*育苗の場合苗床に条間8cm前後で播き溝を切り、5〜10mm間隔でタネを播きます。
〇原産地は中央アジア。
〇発芽適温15〜20℃
〇生育適温20〜25℃
〇冷涼な気候を好む。
〇寒さに強く初期成育ではー5℃程度でも耐えるが、暑さには弱く25℃以上になると生育が抑えられる。
〇栽培型は一般地ではほとんど秋蒔き春〜初夏収穫。
〇秋蒔きで大きすぎる苗で越冬すると花芽分化しトウ立ちするので、播種適期時期を守る。
育苗
60〜140cm
2〜4条
10cm
2500〜3500株
25〜35株
40〜60ml
0.4〜0.6ml
5000〜9000粒
50〜90粒
2500〜3000粒