菜々美小松菜(ななみこまつな)【特長】
高温期でもややじっくり生育。
葉柄が間延びしにくいので株張りよく多収。
また、収穫適期が長く在圃性にすぐれる。
草姿は立性で収穫時における葉の絡みが少ない。
葉柄はしなやかで折れにくい。
葉身はつやのある長丸葉で高温乾燥下でもカッピングしにくいため荷姿が美しい。
萎黄病および白さび病に強い耐病性をもつ。
雨天の続く梅雨や秋雨の時期は適湿により徒長しやすく本来の株張りが発揮されない、場合がある。
十分な株間(5cm以上が望ましい)をとり、潅水と換気に注意して徒長を防ぐ。
ベと病や炭そ病に対して特に強い耐病性をもっていないので露地栽培など発病が心配される場合は薬剤散布などで防除する。
厳寒期は生育が緩慢になるので、必ず施設栽培を行う。
〇原産地はヨーロッパ地中海沿岸。起源は中国から伝来したカブの一種「茎立菜」とされ、その名称は東京江戸川区の小松川あたりで栽培されていたので、コマツナという名前になったと言われている。
〇発芽適温20〜25℃
〇生育適温18〜20℃
〇涼しい気候を好むが、生育期間が短い為、施設などを使い周年栽培できる。
〇冬〜早春にかけての抽苔、高温期の徒長などを避けるために蒔き時期と品種の選定に留意する。
直まき
100〜150cm
4〜5条
3〜5cm
2万〜3万株
200〜300株
1.3〜2dl
1.3〜2ml
2.27万〜5万粒
227〜500粒
3500〜5000粒