待望のもち麦品種 登録品種 品種登録番号27407 ★本年度発芽率低い為10%増量で対応しています。
モチ性六条大麦 ホワイトファイバー 品種登録番号27407特長
精麦白度が高く、精麦品質に優れ安定栽培できるもち麦です。
もち性大麦は水溶性食物繊維β-グルカンを豊富に含んでおりもちもちとした食感、と食物繊維が多く機能性食品としての特質がが近年注目されている。
このホワイトファイバーは炊飯したとき、従来のもち麦に比べ茶色味が目立たずもち麦としての品質が高い。
用途
押し麦、丸麦(麦ごはん)、煮てサラダに入れるなど色々な調理方法ができます。
来歴
長野県農事試験場で育成され1986年に登録された
耐倒伏性が幾分弱い為、踏圧は越冬前1回・越冬後1〜2回を目安に行ってください。
★ 参考資料 (長野県のホームページより引用させていただきました)
穀物のもち性とうるち性について 農業試験場
通常、「もち」というと「もち米」を思い浮かべますが、米以外にも糯(もち)と粳(うるち)で分類されるものがあります(大麦、小麦、きび、ひえ、あわなど)。
糯(もち)とは、デンプンの中にアミロース(直線状構造のデンプン)をほとんど含まない穀類のことです。穀類にはデンプンが多く含まれており、アミロースとアミロペクチン(網目状構造のデンプン)に分けられます。
アミロペクチンが多いほど(つまりアミロースが少ないほど)デンプンの粘性は高まります。
米の場合うるち米ではアミロースが約20%、アミロペクチンが約80%です がもち米ではアミロースをほとんど含んでいません。
低アミロース米(アミロース 含量約10%)は粘りが強く、冷えても固くなりにくいことから、うるち米とブレンドして販売されていることも多いです。
長野県農業試験場では、大麦のもち性品種「ホワイトファイバー」(東山皮糯 109号)を開発しました(H28 から長野県奨励品種)。
このもち大麦は、お米と一緒に炊飯する麦ごはんとして食べられます。
通常麦ごはんというと、硬く粘りのないイメージがありますが、このホワイトファイバーはもち性であるため、モチモチでプリプリな食感を楽しむことができます。
ゆで麦にしてサラダやスープのトッピングにも使えます。
また大麦に含まれている水溶性の食物繊維のβ-グルカンは、「糖質の吸収コントロール」や「血中コレステロール抑制」などの効果があります。
特にもち大麦である当場が育成した新品種「ホワイトファイバー」には、β-グルカンが一般的な大麦よりも多く含まれています。
さらに外国産もち大麦より、加工製品が明るく白いことも大きな長所です。松本地域では、今秋から全国に先駆けてもち大麦の大規模商業栽培が開始されます。
これまでもち大麦製品は、ほぼ全て輸入品に頼っていましたが、これからは国産の「ホワイトファイバー」を使った商品化が検討されています。
条蒔き(すじまき)
30cm
60〜70粒
200〜300粒
40〜50粒
6kg
条蒔きの1.5倍種量必要
適期蒔きの1.5倍種量必要