精麦白度が高く、精麦品質が優れる早生種。
精麦白度が高く、精麦品質が優れる早生種。
倒伏に強く、耐雪性、耐寒性、収量性、外観品質に優れる。
用途
押し麦(麦ごはん)、麦茶、味噌材料など
来歴
長野県農事試験場で育成され2003年に登録された(2023年 3/27 育成者権消滅)
1 大麦は湿害に弱い作物です。湿害を受けると発芽不良、その後の生育不良で収量、品質に影響します。特に水田転換畑は徹底した排水対策が必要です。
また連作は病気の発生、収量低下につながりますのでできるだけ輪作体系をとってください。
2 適期に播種してください。早蒔き、遅まきは収量、品質の低下につながります。
3 踏圧(麦踏み)は徒長生育を抑え、耐寒力を強くし、分げつを促進するため有用でありますが、栽培地域、生育状態に対応し実施してください。
4 施肥は収量、品質に影響します。特に春先の施肥のタイミングが重要です。
★六条大麦の六条とは (穂の列数です)
大麦は六条と二条がありますが、穂を真上から見ると六条は種の列が6列 二条は一本線となりで2列有ります。
用途は六条が精麦し押し麦、丸麦、麦茶などで、二条は醸造用でビール、焼酎などに使われます。
条蒔き(すじまき)
30cm
60〜70粒
200〜300粒
40〜50粒
6kg
条蒔きの1.5倍種量必要
適期蒔きの1.5倍種量必要