中生 中強力国内産小麦の中では特にグルテン(たんぱく質)が多く含まれておりパンなどにも利用できる
(なんぶこむぎ)
特性
●東北地域で主に栽培され全国的にも有名な品種です。
●グルテンが多く含まれるため製パン用としても利用でき、
めん、家庭用粉などさまざまな用途に使われています。
来歴
東北農試で育成され昭和26年に登録された。
早春の施肥はグルテン量を増やすため必要
1 小麦は湿害に弱い作物です。湿害を受けると発芽不良、その後の生育不良で収量、品質に影響します。特に水田転換畑は徹底した排水対策が必要です。
また連作は病気の発生、収量低下につながりますのでできるだけ輪作体系をとってください。
2 適期に播種してください。早蒔き、遅まきは収量、品質の低下につながります。
3 踏圧(麦踏み)は徒長生育を抑え、耐寒力を強くし、分げつを促進するため有用でありますが、栽培地域、生育状態に対応し実施してください。
4 施肥は収量、品質に影響します。特に春先の施肥のタイミングが重要です。
条蒔き(すじまき)
30cm
60〜70粒
200〜300粒
30〜40粒
8kg
条蒔きの1.5倍種量必要
適期蒔きの1.5倍種量必要