岩手県旧渋民村の特産で中晩成で煮豆に向くが枝豆としても美味
くろひらまめ がんくいものがたり
【特性】
形は黒いコーヒー豆。
箸でつかみやすい形状
多収で美味の中晩生の平型の黒豆です。
主に、正月用煮豆として利用されます。
【雁喰物語の由来】岩手県玉山村は昔渋民と呼ばれ、この豆はこの地方の特産、黒平豆あるいは雁喰豆と言われています。昔、とある農家へ雁がどこからともなく運んできたものと言われ、この豆にできる独特のしわは、その時にくわえた傷が残ったものという事です。
もう 一説は、独特のしわの中に雁が飛んでいる姿に似たものが有る事から、その名が忖いたという説があります。
雁の姿に似た豆が、きっと見つかるはずです。
普通大豆に近い特性なので、早蒔きすると蔓化して結実しないことがあります 5月下旬〜の播種をお勧めいたします。
〇原産地は中国東北部からシベリア。
〇発芽適温25〜30℃
〇生育適温20〜25℃
○温暖からやや冷涼な気候を好む。
○枝豆は大豆の莢の青果であるが、栽培型で大きく2つに分けられる。1.早生型(夏ダイズ型)で栽培期間が短く主に積算温度により花芽分化するもので、夏収穫に適すため大方の品種がこれに当たる。
2.晩生種(秋ダイズ型 一般の大豆)で短日植物で日長(短日)の影響を受けて開花する。
○播種時期を考慮し品種を選定する。
育苗
60cm
1条
25cm
600〜700株
6〜7株
80〜100ml
0.8〜1ml
1840〜3000粒
18.4〜30粒
46〜60粒