豆は平円粒、黄地に黒い斑点がある珍しい模様、豊産で見た目に楽しく美味
信濃鞍掛大豆 (しなのくらかけだいず)平たくて黒目で大粒良質で浸し豆(煮豆)として最高です。特長と来歴長野県中信試験場(塩尻市)で上水内郡下の在来種を純系分離育種法により選抜育種した浸し豆品種です。
粒形は扁楕円で種皮色は緑の地に黒の鞍掛状の斑紋があり、臍色は黒で、子葉色が緑の大粒良質
熟期は10月下旬の晩性種で花色は紫。
収量は普通大豆に及ばないが、粒そろいは良好である
煮豆適性は在来の鞍掛浸し豆と同様肉質軟らかく早く煮上がる
【栽培ポイント】
通常寒地では5月上・中旬から6月中旬播きで、9月中旬から10月上・中旬の収穫、
暖地(平暖地)は5月下旬から7月上旬播きで、11月の収穫となります。
育成は旺盛で,長茎で分枝は長く、開きやすく、倒伏、蔓化しやすい為、肥料(特に窒素)は控える。
※大豆類は根に根瘤菌(空中の窒素を固定し自分で肥料を作る)があるので窒素肥料を他の作物と同様に与えると、茎葉ばかりが茂り実がつかない性質がある
畑には前もって肥料を入れすぎない事 花が咲いたあとの追肥は実の充実に効果があります。
在来種に比べウイルスに強く、褐斑粒は少ないが、細菌性斑点病にやや弱い。
収量は普通大豆と同様、収量性は高いです。
また倒伏、蔓化防止には極端な早蒔きと密植を避け盛り土を励行する
〇原産地は中国東北部からシベリア。
〇発芽適温25〜30℃
〇生育適温20〜25℃
○温暖からやや冷涼な気候を好む。
○枝豆は大豆の莢の青果であるが、栽培型で大きく2つに分けられる。1.早生型(夏ダイズ型)で栽培期間が短く主に積算温度により花芽分化するもので、夏収穫に適すため大方の品種がこれに当たる。
2.晩生種(秋ダイズ型 一般の大豆)で短日植物で日長(短日)の影響を受けて開花する。
○播種時期を考慮し品種を選定する。
育苗
60cm
1条
25cm
600〜700株
6〜7株
80〜100ml
0.8〜1ml
1840〜3000粒
18.4〜30粒
46〜60粒