生育旺盛で、広い土壌に適応すし、やわらかく、甘みのある作りやすい太葱。
【特長】 石倉一本葱(いしくら)
●生育旺盛で,休眠型でないため冬でもかなり伸長する。
●広い範囲の土壌に適応する,たいへん作りやすい多収種。
●やわらかくて,甘味に富み,食味は良好。
●草丈高く,分けつは少ない。葉身は太くで開張し,葉鞘部も長太で,50cm程度の軟白部が仕上がる。
来歴
前橋市石倉町周辺で昭和初期から栽培され秋、冬葱として全国に広まった。
【栽培の要点】
●冬季休眠型ではないので中間地、暖地では冬でもかなり伸長するが
寒地では越冬しにくい。
●発根が充分で,よく揃った大苗を定植することがポイント。
●過乾は品質を下げ,過湿は根を傷めるので注意する。
●有機質を充分に入れて深耕し,土を作る。元肥は控えめにし,土寄せごとに追肥を分施する。
●土寄せは定植後約40日目より,少量ずつ,3〜4回に分けて行う。
●ネギ
〇原産地は中国西部・中央アジア。
〇発芽適温15〜20℃
〇生育適温15〜20℃
〇低温を好むが、耐寒性、耐暑性は強い。
〇栽培法は育苗して長期栽培で太く軟白した茎を収穫する根深ネギと 短期間で細い葱を収穫する葉ネギに分けられる。
〇トウ立ち、耐暑性など品種間で差があるので栽培時期、目的に合った品種を選定する。
育苗
70〜90cm
1条
3〜6cm
4000〜5000株
40〜50株
50〜70ml
0.5〜0.7ml
7500〜1.75万粒
75〜175粒
3000〜5000粒