病気に強く5〜7月蒔いてもトウ立ちの心配がない。生育早く収量が上がる
【特性】1.フザリウム菌による萎凋病に強く,べと病R-1,R-3に抵抗性をもつ剣葉の一代交配種。2.浅い欠刻のある広葉で,葉色は濃く食味もよい。3.生育はやや遅く,とくに低温期はじっくり生育する。立性で葉身と葉柄のバランスがよく,株張りのよい多収品種。4.抽だいは安定しており,萎凋病にも強いため,春〜夏の栽培にとくに適している。また大面積の越冬栽培にも好適する。
【栽培の要点】
1.萎凋病に対し完全な抵抗性ではないので,日頃から土づくりに心がける。
2.冬期は被覆資材を利用し,良品生産を心がける。
〇原産地はアフガニスタン周辺の中央アジア地域が原産地とされ、イランで栽培化が進んだと言われる。
そこから東西へ発展し、性質の異なる東洋種と西洋種に分化した。
〇発芽適温15〜20℃
〇生育適温15〜20℃
〇25℃以上では発芽率低下
〇酸性に極めて弱い為、種まき前に石灰などで畑の酸度を矯正する必要がある。
(ph6.5〜7.0 弱酸性〜中性)
〇冷涼な気候を好み高温には弱いため秋作に向く。
〇春、夏作の場合は品種の選定に注意する。
直まき
110〜140cm
4〜6条
3〜7cm
7000〜1.5万株
70〜150株
3〜5dl
3〜5ml
9000〜2.25万粒
90〜225粒
600〜900粒