麦味噌、押し麦などに農林水産省品種登録第11849号
(はだかむぎまんねんぼし)
特長
大麦の一種のはだか麦。味噌、押し麦に向く。
秋蒔きで寒さには弱く東海以西の平坦地に向く。
結実する穂の数は6条。倒伏には比較的強く
耐病性は縞萎縮病には強く、赤かび病に対し中、うどんこ病にはやや弱い。
【栽培の注意点】
暖地向きの品種です
1 大麦は湿害に弱い作物です。湿害を受けると発芽不良、その後の生育不良で収量、品質に影響します。特に水田転換畑は徹底した排水対策が必要です。
また連作は病気の発生、収量低下につながりますのでできるだけ輪作体系をとってください。
2 適期に播種してください。早蒔き、遅まきは収量、品質の低下につながります。
3 踏圧(麦踏み)は徒長生育を抑え、耐寒力を強くし、分げつを促進するため有用でありますが、栽培地域、生育状態に対応し実施してください。
4 施肥は収量、品質に影響します。特に春先の施肥のタイミングが重要です。
条蒔き(すじまき)
30cm
60〜70粒
200〜300粒
40〜50粒
6kg
条蒔きの1.5倍種量必要
適期蒔きの1.5倍種量必要
麦種蒔き時期 栽培時期
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